忍者ブログ

ANOUK Watch & Jewelry アンティーク・ヴィンテージのジュエリーと時計、その他趣味のブログです。

RSS TWITTER RssTwitter

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アンティーク懐中時計と着物のきこなし

アンティーク懐中時計が似合う着こなしといえば、やはり女性では和装ではないでしょうか。腕時計もシンプルで小さめのものでしたらもちろん着物にもあうかと思いますが、やはり懐中時計はそのノスタルジックな雰囲気と着物がよくマッチしています。

古くは江戸末期から大正時代まで、人々は懐中時計を使用していました。その頃は懐中時計は大変高価なものでしたので、上流家庭の一部の人しか手にすることはできませんでした。そのため、アンティーク懐中時計では現代にはない職人技と繊細な細工が見て取れます。

着物に合わせる場合は鎖の代わりに根付を付けた組み紐を付けます。帯の間に懐中時計を挟み込み、根付は帯の外に出しておきます。基本は自分からみて左側に時計を差し込んでおき、右手で取りだすようにします。和装に合わせる懐中時計用の紐、素敵な根付や房もいろいろと販売されています。

立ち止まった時、さりげなく帯から懐中時計を取り出し、時間を確認してしまう動作は、時間のせわしなさを感じる腕時計に比べ、ゆったりとして優雅なものがあります。オープンフェイスもクールで良いですが、ハンターケースでふたを開ける時、その瞬間だけ自分がタイムスリップしたようなロマンチックさを感じます。

そのほかにも、懐中時計は普段からバッグの中に忍ばせて、ちょっとしたときに出しても時刻を見る動作もシックです。「スマホで時刻確認」があふれている昨今だからこそ、そんなノスタルジックな動作がとても小粋でスタイリッシュにみえますね。

少しだけ人と違う、アンティークを使って自分なりのおしゃれを楽しんでみませんか?
PR

レディースジュエリーにおけるアンティークとヴィンテージの違い

アンティークの面白さにはもちろんその卓越した当時の職人技や現代にはないデザイン性に時代を超えたロマンを見てとれることにつきますが、その時代背景や当時の生活をしのばせるエピソードも興味深いものです。

また、アンティークを選ぶ際に知っておきたいこともいくつかありますので、このブログでは様々なアンティーク小話や豆知識もご紹介したいと思います。



●レディースジュエリーにおけるアンティークとヴィンテージの違いは何か

「アンティーク」「ヴィンテージ」という二つの用語は、年月を経たさまざまな製品で使用されていますが、女性のジュエリーというカテゴリー内ではアンティークとヴィンテージは全く異なるものです。

混乱が生じているとすれば、その原因は各用語に代わりとなる定義があったり、そのジュエリーが作られた時代の数年の差のために、どちらのカテゴリーに分類されるか曖昧な希少作品が数多く存在することにあります。

米国政府によると、用語「アンティーク」は、1世紀を超えて存在する貴重品として定義されています。これには、宝石・ジュエリー作品も含まれています。

一般的にこの定義を遵守しているのは、定義のあり方に厳格なコレクターや古物商となります。もちろん、この定義では時間が経つにつれて宝石のより多くの既存の作品はアンティークになることを意味します。今日のヴィンテージアイテムを購入し、それが良好な状態で保存され続ければ、数年後、あるいは数十年後には、それだけでアンティークになっている可能性があります。

ヴィンテージジュエリーは、通常50年から100年の年月を経過したものを指します。
人によってはそのデザインには、多少、時代遅れな感じがあるかもしれません。しかし、多くのヴィンテージジュエリーはまだ現代でも高いスタイルとデザイン性を発揮するに十分であると考えられています。

アンティーク、ヴィンテージ共に、それぞれの良さがあり、一概にどちらの方が人気がある、そちらの方が価値が高いとは申せません。
アンティーク、ヴィンテージ品の場合、その価値は一定していません。保存状態や歴史的背景、素材の価値やデザイン性といった、複雑な価値観の絡み合いがあるのはもちろんですが、一点ものがほとんどなので価値の比べようがありません。
大切なのは、所有者がその製品を気に入っているかどうかなのです。

アンティーク・ヴィンテージ品は、眺めているだけでも現代にはないロマンを感じる造形作品が多く、また、激動の歴史の中、何十年以上または百年以上も大切に保存され、受け継がれてきたことに深い感動を与えます。

その真の価値を理解し、後世へ伝えていくことこそが、アンティークを持つ楽しみであると言えるでしょう。



Clear