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ANOUK Watch & Jewelry アンティーク・ヴィンテージのジュエリーと時計、その他趣味のブログです。

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アンティーク懐中時計と着物のきこなし

アンティーク懐中時計が似合う着こなしといえば、やはり女性では和装ではないでしょうか。腕時計もシンプルで小さめのものでしたらもちろん着物にもあうかと思いますが、やはり懐中時計はそのノスタルジックな雰囲気と着物がよくマッチしています。

古くは江戸末期から大正時代まで、人々は懐中時計を使用していました。その頃は懐中時計は大変高価なものでしたので、上流家庭の一部の人しか手にすることはできませんでした。そのため、アンティーク懐中時計では現代にはない職人技と繊細な細工が見て取れます。

着物に合わせる場合は鎖の代わりに根付を付けた組み紐を付けます。帯の間に懐中時計を挟み込み、根付は帯の外に出しておきます。基本は自分からみて左側に時計を差し込んでおき、右手で取りだすようにします。和装に合わせる懐中時計用の紐、素敵な根付や房もいろいろと販売されています。

立ち止まった時、さりげなく帯から懐中時計を取り出し、時間を確認してしまう動作は、時間のせわしなさを感じる腕時計に比べ、ゆったりとして優雅なものがあります。オープンフェイスもクールで良いですが、ハンターケースでふたを開ける時、その瞬間だけ自分がタイムスリップしたようなロマンチックさを感じます。

そのほかにも、懐中時計は普段からバッグの中に忍ばせて、ちょっとしたときに出しても時刻を見る動作もシックです。「スマホで時刻確認」があふれている昨今だからこそ、そんなノスタルジックな動作がとても小粋でスタイリッシュにみえますね。

少しだけ人と違う、アンティークを使って自分なりのおしゃれを楽しんでみませんか?
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