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18金と22金の違いは?金純度のはなし
みなさんがご存じのように、22カラットの金は9カラットの金よりも高価です。 しかし、なぜでしょうか?金のカラット(karatまたはcarat)は、それがどの程度、
純粋な金であるかの測定結果なのでしょうか?
9、14、18、22と24カラットゴールドの違い
金のカラット数は、純金の割合を示しています。ちなみに金の化学記号は「Au」です。
24カラットの金は純金であり、「金の延べ棒」でのみ見られます。金は非常に柔らかい金属なので、使用の機会が多い物に使われると、変形してしまったり摩
擦で削れてしまいます。そのため、他の金属を混ぜ込んで耐久性を上げたものをジュエリーやコイン等に使用するのです。
オリンピック選手が彼らの金メダルを齧っているところを見たことがあるでしょう。もしあの金メダルが柔らかい純金で出来ていたとすれば、彼らの歯形入りの金メダルに
なります(つまり、現代のオリンピックメダルは純金ではないのです)。
通常、金を使用する際には、硬化し強化するために少し銀や銅を追加する必要があります。
22カラットの金は91.6パーセントのAu
もしあなたが目の前にある22カラット金の質量を24で分割する場合、22/24部分が純金です。ほとんどの高品質の金の宝飾品は、22カラットの金で作られています。こ
れは金という金属の持つ、光沢のある美しい黄色を生かすためです。
どのくらい明るい黄色であるかはカラット数に応じて変化し、さらに他の色を付け加えたい場合、その金の持つカラーは2カラット分に銀や銅が添加されているかどうか
に依存します。
銅とゴールドの合金のジュエリーは、通常、わずかに赤褐色を持っています(ローズゴールド)。時々亜鉛が添加される場合がありますが、これはローズカラー(バラ色)がより
ナチュラルな黄色にする作用があります。
最高品質の22カラットの金を銀との合金化(これは最も高価なバージョンです)された場合、これはジュエリー等で使用される金の最も柔らかい形ですので、あなた
がもし22カラットゴールドの持ち主なら、最大の注意をもって着用し、しっかりとしたケアをしなければいけません。
18カラットの金は75%のAu
18カラットの指輪は75%が純金、つまり、18/24の部分は純金です。
18カラットの強度が最もよく使われる理由として、留め金からダイヤモンドとエメラルドなどの宝石が脱落することなく、また曲がったり壊れたりする可能性もなく、宝
石の保持に適しているからです。
ほとんどのローズゴールドとピンクゴールドも18カラットです。ローズゴールドは、75%の金と25%の銅で構成され、ピンクゴールドは、75%の金、21%の銅と4%の
銀でできています。銅の割合が高いと、バラ色(ローズカラー)を生成します。
銅合金は、19世紀に最も一般的であったとして、ほとんどのアンティークジュエリーは、ローズゴールドです。革命前の帝政ロシアで人気があったように、ローズゴール
ドは、しばしば「ロシアの金」として知られています。現代のジュエリーでは、主にデュアルトーンのゴールドジュエリーの中に使用されます。
14カラットの金は58.3パーセントのAu、
9カラットの金は37.5%のAu
14カラットの金は、14/24の部分は純金であり、残りの41.6パーセントが他の金属です。
9カラットの金は、9/24の部分は純金であり、残りの62.5%は他の金属です。
合金中の金属が銅である場合には、鈍いブロンズ色になります。
合金中の他の金属は、銀またはニッケルである場合、それは "ホワイトゴールド"になります。したがって、白になります。
ヨーロッパで使用されるホワイトゴールドは、ニッケルが肌のトラブルの原因になるとしてジュエリーにニッケルの使用を制限するため、代わりに銀で作られた9カラットとなります。
金は、銅や銀よりも高価であるため、ジュエリーにおけるカラット数(純金の高い割合)では、22カラットの金の宝飾品は最も高価です。
金は変色せず、永遠にその美しい黄金色が続きますが、合金された他の金属が変色します。
22カラットの金製品の場合、それが銀と合金化された場合は、特に、光沢のある黄色の外観になる傾向があります。また9カラットの金は、銅と合金化した場合、時には緑色または黒色になります。 9ctジュエリーでは合金で他の金属の割合が多いため、着用者の皮膚にアレルギーを起こす場合があります(ニッケルが存在する場合は特に)。
良質な金の宝飾品は、品質証明のため刻印としてカラット数が正確に伝えられています。 22ct金は、それが91.6パーセント純粋な金であることを示し、「916」と品質証明されています。時には、単にカラットを示すために「22」と刻印されます。同様の特徴は、18カラットと9カラットに見られます。
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