忍者ブログ

ANOUK Watch & Jewelry アンティーク・ヴィンテージのジュエリーと時計、その他趣味のブログです。

RSS TWITTER RssTwitter

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ダイヤモンド TIP

宝石界のトップといえば、ダイヤモンドです。美しい煌めきは、いつまで眺めていても飽きることがありません。
今回は、ダイヤモンドに関してよくいただくご質問やマメ知識をご紹介します。


Q. 4Cとは何ですか?

ダイヤモンドの価値を決定するために、4C(The Four C's)という4つの指標があります。4Cとは、カット、カラット、クラリティ、カラー(Cut, Carat, Clarity, Color)、それぞれの頭文字を取ったものです。

Q. なぜダイヤモンドのカラースケールは「A」ではなく、「D」から始まるのでしょうか?
 
米国宝石学会(GIA)によるD-Zシステムの導入に先立ち、それまで宝石のディーラーは販売のために独自のダイヤモンドのグレード指標を使用していました。これは必ずしも科学的根拠を必要としておらず、グレードを表す記号としてA、B、C、1、2、3、さらにI、II、IIIを使用していました。GIAはグレーディングにあたり、関連性の無い二つの指標を完全に分ける意味でDで開始すると定めました。


Q. ダイヤモンドの蛍光発光とは何ですか?

 

ダイヤモンドを選別する際、紫外線(UV)光やブラックライトをダイヤモンドに照射し、蛍光発光を見ることは大変重要な考慮事項です。 UV光が蛍光特性を持つダイヤモンドに当たると、通常、青色の輝きを発するだけでなく、時には緑、黄、白、ピンク、オレンジ、赤の色合いを発色します。

蛍光発光の強さは石により様々で、蛍光の評価スケールとして「非常に強い」から「なし」まで定められています。

None(なし)
無蛍光、色に影響なし

Faint, Slight (わずかな、かすかな)
微弱な蛍光、色に影響はなし(かろうじて識別できる程度)

Medium (中程度)
平均な蛍光、色に少しだけ影響あり

Strong, Extremely Strong (非常に強い、強い)
強い蛍光発光あり、色への影響も強い

なぜ蛍光発光の度合いが重要かというと、蛍光発光はダイヤモンドの美しさに影響することがあるためです。
黄色みがかった色(J-M color rated) をもつ石の場合、僅かな青色の蛍光が加わることでその黄色を打ち消し、より無色へ近い色に見える場合もあります。
ところが、ハイカラーダイヤモンド(D-F color rated)の場合、蛍光は逆の効果を有し得ます。無色に近いダイヤモンドでは、強い蛍光の存在がかえって「オイリー」と呼ばれる、乳白色、油性、または曇った外観を作り出します。このため、「Strong, Extremely Strong 」蛍光を持つダイヤモンドは、「Faint」または「Medium」の蛍光評価と同様のダイヤモンドよりも低く評価されることがあります。もしあなたが、「Strong, Extremely Strong 」蛍光を持つダイヤモンドを選ぶ場合は、購入する前に視覚的検査をダイヤモンドとジュエリーの専門家にお願いすることをお勧めします。

Q. 「カラット」とはどういう意味ですか?
 
ダイヤモンドの重量はカラットで表します。これは「ct」(例:1.50ct)と略記します。いくつかのダイヤモンドの重量を合計する場合、「ct/twt」と書きます。例えば「1.50ct/twt」は、いくつかのダイヤモンドの総重量が1.50カラットあることを意味します。単語「カラット」は、「carob bean(イナゴ豆)」に由来します。このマメ粒のサイズがすべて揃っている、すべてが同じ重みを持っているので、宝石のディーラーは、スケールに宝石と、反対側にcarob beanを載せ、バランスをとってその重さを計測していました。


PR
Clear