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【映画】ミッドナイト・イン・パリ (2011)

映画紹介~ミッドナイト・イン・パリ (2011)
MIDNIGHT IN PARIS
監督ウディ・アレン

第84回アカデミー賞作品賞ノミネート作品。『アニー・ホール』『ハンナとその姉妹』などのウディ・アレン監督が、パリを舞台に撮り上げた幻想的なラブコメディー。(ヤフージャパン映画より)



ウディ・アレンの映画はどれもクスッと笑わせる中に、ウィットに富んだ皮肉が効いていて、私が最も好きな映画監督のうちの一人です。
落ち着いた秋の夜長に見る映画に迷ったら、是非このミッドナイト・イン・パリを手に取ってみてください。

この映画は作家の夢も捨て切れない一人の結婚を控えた男ギル(オーウェン・ウィルソン)が、夜のパリの街で、最もパリが美しく輝いていた時代へタイムスリップしてしまうお話です。

タイムスリップとはいえ、いわゆるSFとは違い、じっくり大人の教養を試される映画といってもいいかも知れません。

この映画に登場する、黄金時代のパリを生きる、そうそうたるアーティストや作家の面々。見ていて思わず、ギルと一緒にミーハーな気持ちになってしまいます。

彼らに触発されるように、徐々に今の自分から本来の自分の夢を取り戻すギルの心の変化。そしていつの時代も人々が感じる過去への郷愁。そういったものがウディ・アレンの手によって、ジャズ・マヌーシュの音楽とともに軽快に描かれます。

是非見ていただきたいのは、この1920年代パリのサロンの様子やファッションです。この時代の空気を現代の私たちの元へ少しでも運んでくれているアンティークに酔いしれることも、タイムスリップしたギルと同じ気持ちを共有しているのでしょう。


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